【保育士】自粛ムードでなければ、もっと楽しいことができたはずなのに…それでも楽しく過ごせたからよかったかな

【保育士】自粛ムードでなければ、もっと楽しいことができたはずなのに…それでも楽しく過ごせたからよかったかな

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
25歳

【当時の職業】
保育士

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
子どもが好きで、保育士になるのが夢だったからです。
通っていた短大の先生の紹介で、その保育園に就職しました。

【環境と仕事内容】
加配担当だったため、障がいをもっているお子さんと主に関わっていました。
そのお子さんもずっと手がかかる子ではなかったので、落ち着いているときはトイレの見守りや行動が遅れている子のサポートをしていました。
パートとして働いていたため、時間通りに業務を終えることができ、残業などはなかったので、その点では楽でした。

【大変だった時期】
転職し、2年働いた頃




【大変だったこと】
コロナが流行りだし、保育園での対応が定まらず、探り探りの状況だったため、とても大変でした。
中でも私が疑問に思ったのが、職員の中にコロナ陽性者が出たときです。
その職員と給食を一緒に食べたお子さんと職員数名が濃厚接触者となりました。
消毒を業者に頼むと手いっぱいで1ヶ月以上かかるとのことで、残った職員たちで消毒を行うことになりました。
その時点でこの消毒作業に意味はあるのかと疑問だらけでしたが、園長に指示されては逆らえません。
黙々と消毒作業をしていると昼食の時間になりました。
私はてっきり各教室でバラバラで給食を食べると思っていましたが、なんと園長が「寂しいからみんなで食べよう」と言い出しました。
自分の園で職員が陽性になったのに、危機感のなさに呆れました。
これでまた陽性者が増えたらどうするつもりなのだろうと心の中で怒りを沸々とさせながら給食を食べました。

【大変だった期間】
私がやめるまで続いていました




【当時の心境】
自分もコロナにかからないかの心配と園長の危機感のなさに呆れる日々でした。
どうしても集団活動になってしまい、密は避けられない状況だったので、一刻も早く園としての対応を考えてほしかったです。
それでも保護者の方々が「こんな状況でも最善を尽くしてくれてありがとうございます」と声をかけてくださり、その言葉に救われました。

【職場が大変だった原因】
コロナという未知のウイルスで混乱状態だったのは間違いないです。
それでも少しの配慮で感染が抑えれると思うので、もう少し深刻に考えてほしかったと思います。




【仕事で良かったこと】
子どもたちと一緒に遊んでいるときがいちばん楽しいです。
また保護者の方が「○○先生(私の名前)のこといちばん大好きってこの子が毎日言ってるんです」と家での子どもの様子を教えて下さると頑張ろうという気持ちになれました。




【特にひどかった最悪の出来事】
消毒作業の日のエピソードには続きがあり、給食を食べ終えた後、コロナについての会議が開かれました。
とりあえず給食のときは机を離し、みんな同じ向きで食べ、黙食というルールがようやく決まりました。
やっと園長も動き出してくれたかと思った矢先、園長の口からとんでもない言葉が発せられました。
それは「給食っていうのはただ栄養を摂るだけじゃなく、友だちと食べたり、楽しくお喋りするのが目的である」ということでした。
分かります。
私たちもできるなら子どもたちとワイワイ楽しく給食を食べたいと思っています。
でもそれ以上に私たちは子どもたちの命を守ることが大事なのでは?と心の中で沸々と怒りがこみ上げてきました。
そんなこと言われなくても現場にいる私たち職員がいちばん分かってますと声を大にして言いたかったです。




【相談した人・助けてくれた人】
一緒のお部屋で担当だった先生とはお互いよく話していました。
保育園のここかま気に入らない、園長のあの発言ありえないなとたくさん愚痴をこぼし合いました。
どれだけ不満なことや嫌なことがあっても、自分の気持ちに共感してくれて、知ってくれている存在がいることはとてもありがたかったです。

【改善のための行動】
まずは黙食に協力してくれた子どもたちをたくさん褒めました。
昨日までワイワイ騒いでいたのに突然「黙って食べなさい」という私たちの指示にも素直にうなづいてくれました。
コロナ禍が広がるにつれ、どんどん厳しくなるルールに子どもたちが嫌になってしまわないように外遊びのときは思いっきり楽しいことをしていて遊びました。




【現在の状況と心境の変化】
私は結婚を理由に退職しました。
2年担当をもった子どもたちだったので、最終日は私も子どもたちも大号泣でした。
辞めた今でもたまに保育園に遊びに行くと嬉しそうな顔で駆け寄ってくれる子どもたちに嬉しくなりました。
また保護者の方たちも私を見つけると「あの子絶対喜びます。
ずっと先生のこと気にしているんです」
と話してくれ、この子たちと関わった2年は間違っていなかったんだなと心が暖かくなりました。

【学んだこと】
子どもは誉めると伸びるんだと実感できました。
実際、私は誉めることを意識して保育をしてきました。
その結果、子どもたちとの信頼関係も築けたと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
当時は辛いことやうまくいかないこともあったと思うけど、あなたのしてきたことは間違いじゃなかったと思います。
可愛い子どもたちと残り少ない時間を存分に味わってください。
心残りといえば、もっと抱っことかぎゅってすればよかったと後悔しているので、コロナで遠慮する部分もあると思いますが、思いっきりぎゅってしてあげてください。