【保育士】園長職にランクアップ!喜びも束の間、前園長との引き継ぎがまともに行われず、泣きながら孤独に仕事をする日々だった。

【保育士】園長職にランクアップ!喜びも束の間、前園長との引き継ぎがまともに行われず、泣きながら孤独に仕事をする日々だった。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
29歳

【当時の職業】
保育士

【当時の住まい】
当時は独身だったので、会社の社宅で1DKのアパートを借りてもらっていた。
家賃補助のおかげで、生活費はかなり浮いた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
その他





【就職のきっかけと経緯】
認可の小規模保育施設で定員が12名と少なかったため、きめ細かい保育ができると思ったから。
他に持っていた資格も評価してもらえ、園長職に就くことが約束されていた。

【環境と仕事内容】
初めの2ヶ月は、園長業務の引き継ぎをしながら現場の保育に入っていた。
正社員は、自分と当時の園長を含めて4名。
他パートが2名。
園児も保護者もとても感じの良い方ばかりで、トラブルはなかった。
変則労働時間制かつ人手不足のため、14連勤なんて月もあった。
残業代だけで10万円ついた月もあった。
借上げ社宅だったが、好きな部屋を契約してもらえた。

【大変だった時期】
27歳で転職しこの職場に就職。
最初の2ヶ月が大変だった。




【大変だったこと】
当時の園長からの業務の引き継ぎがとにかく大変だった。
現場の仕事もやりつつだったので、基本、残業で引き継ぎ業務をした。
加えて、園長がトラブルメーカーというか問題児的な扱いを本部からされているような方だったため、二人っきりの業務は相当ストレスで辛かった。
仕事が間に合わなくて、寝泊まりしたことも数回ある。
建物がリフォーム前で、清潔感がなかったのと、冷暖房の効きが悪かったのも地味にストレスだった。
規則に則れば休みは少ないわけではなかったが、人手不足だったこともあり、休園日の日祝のみしか休めない月もあった。
有給も使えなかったし、シフト希望もほとんど通らなかった。
当日欠勤が出た日は、早番から遅番まで全て通しで1人でやったこともある。

【大変だった期間】
一時的だった。
引き継ぎが終わり、前園長が退職するまでの2ヶ月間。




【当時の心境】
引き継ぎ期間の2ヶ月は心身ともにしんどかった。
泣いて本部へ相談の電話をしたこともある。
早く引き継ぎを終えて、園長として頑張りたいという気持ちで乗り切った。
それでも、現場の保育士さんは優しかったし、園児や保護者も園を気に入ってくれていたのでやりがいはあった。

【職場が大変だった原因】
本部が特定の人物(前園長)をしっかり管理できていなかったことが原因だと思う。
当時、私も20代だったので、それも気に食わなかったんだと今になって思う。




【仕事で良かったこと】
園児と保護者が、とにかく園を気に入ってくれていたこと。
行事はもちろん盛り上がったし、登園時やお迎えの時にもたくさんお話しさせてもらった。
卒園した後も、園へ何度も遊びに来てくれるようなご家庭もあって、頑張ってよかったと思った。




【特にひどかった最悪の出来事】
人手不足のため、日中は現場で保育の仕事をしなければならず、園長業務の引き継ぎは閉園後になることがほとんどだった。
そもそも、前園長が変わり者でコミュニケーションを取ることすら大変な仕事だったが、延長保育がある日は20時以降からそれが始まるため、終電ギリギリまで残業した日も多くて辛かった。
まだ引き継ぎが終わっていなかったのに、ある日突然、前園長が有休消化をし出した時が一番しんどかったし、何より驚いた。
突然のことで、本部も把握しておらず、私自身もこれからの業務にとても不安になった。
急な出来事で本部の職員も対応できず、貴重品の管理などができなかったため、有休消化の初日は、急遽、私が園に寝泊まりすることになってしまった。
防災品のアルミシートにくるまって寝たことは、今でも忘れない。




【相談した人・助けてくれた人】
次の園長になるということもあって、直接、現場の職員へ愚痴や不満をぶつけることはできなかった。
本部の担当者や、役付きの方が心配して電話をくれたので、その時に、現状の報告を兼ねて、不満や不安を正直に伝えるようにしていた。

【改善のための行動】
「引き継ぎます」とご挨拶した着任日から、前園長には敵対しされていたので、ちゃんと仕事を教えてもらえず邪魔ばかりされていた。
ただ、現場の保育士や本部職員は全員味方でいてくれて、本当に毎日優しく、温かい声がけをしてくれて救われた。
園児と保護者の方からもパワーをもらえた。
教えてもらえなかったことは、一から調べて構築し直したり、直接本部へ確認することで無事に引き継げた。




【現在の状況と心境の変化】
あれから、約8年経った。
昨年退職したが、それまではずっと同じ会社が運営している保育施設で園長を続けてきた。
初めて園長をしたこの園でも、前園長が退職してからはとても平和だった。
私生活では、園長をしながらも結婚・妊娠・出産と、ライフイベントを楽しむこともできた。
要所要所でサポートしてくれた本部の方には感謝している。

【学んだこと】
人が悪いのはなく、システムが悪い。
そう思えると、根本の解決をすることにエネルギーを注げるので、結果的に自分の能力アップにつながると思う。



【当時の自分へのアドバイス】
ピンチこそチャンス。
引き続き、愚痴をいうのは控えて。
「試されている!」とポジティブに乗り越えようとする姿勢が、応援してくれる人を増やしてくれるよ。
勤怠管理はしっかりつけて、必要な分は残業代をもらってください。
決してサービス残業はしないこと。
日中の現場は大変だと思うけど、園児や他の保育士との信頼関係を作る場所でもあるし、リフレッシュにもなるから頑張って!