【保育士】正職員が少なく若手に敵意が向けられる職場。ベテランアルバイトからの冷たい視線と言葉に追い詰められて転職を決意した話

【保育士】正職員が少なく若手に敵意が向けられる職場。ベテランアルバイトからの冷たい視線と言葉に追い詰められて転職を決意した話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
保育士

【当時の住まい】
実家の一軒家で家族と同居

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
私がその職場に就職したきっかけは、実習先がその自治体の園だったからです。
公立の園だったので、配属先は選べませんでしたが、実習のときは公立に行かせていただくご縁が多く、私立の保育園に行く機会がないまま、公務員だし私立より働きやすいかなという思い込みで試験を受けて就職しました。

【環境と仕事内容】
職員は50人くらいで私は3歳児担任のリーダー、公立なので複雑な家庭環境の子どもが多く、保護者もかかわりが難しい人が多い。
職員では若手が少なく私が10年ぶりの新人の正職員として配属され、正職員は管理職と各クラス一人ずつ、あとは全員アルバイトとパートという人員配置。
そのため正職員は若手でもすぐにリーダーとして全責任を負うという仕組みでした。

【大変だった時期】
新卒で就職し、最初から大変でした。




【大変だったこと】
正職員が少なすぎてクラスで一人だけのため必然的にどれだけ経験がなくてもリーダーとなり、ベテランのアルバイトやパートの先生を引っ張っていかなければならず、そこの人間関係に悩みました。
10年ぶりの新人だったので、私の指示も考えも未熟なことが多く、そこへの指摘が強かったり、呼び出されて怒られたりすることや陰口も日常茶飯事だったので職場に行くことが怖くなるほどでした。
また、クラスで起きたことはすべてリーダー一人の責任で保護者対応も一人でしなければならず、カリキュラムや行事もすべて一人で考えて進めることも新人の私にとって難しいことが多くつまずいたり精神的に追い詰められる機会が多かったです。
また、複雑な家庭環境の家庭が多く、クレーム対応も何度も経験し大変でした。

【大変だった期間】
3年間続いた。
3年勤めて転職しました。




【当時の心境】
子どもがかわいいという思いだけで、子どもたちのためにという思いでなんとか毎日出勤していました。
毎日仕事の時間が来るのが怖く、通勤時のバスに乗れなかったり、交通事故に遭えば行かなくて済むかな等そういう思いも出てくるようになりました。

【職場が大変だった原因】
就職した自治体の体質だと思います。
正職員を雇う人数が少なく、アルバイトがいるから人数は足りているので成り立っているだろうという考えだったので正職員への負担がかなり大きく、そこへの理解がなかなか得られていないと感じていました。




【仕事で良かったこと】
やりがいがあったことは、正職員の先輩にはかわいがってもらい、たくさんアドバイスをもらったり研修に連れて行ってもらったり、頑張りや努力を認めてもらえていたことがうれしかったです。
達成感があったことは、やはり子どもたちの成長です。




【特にひどかった最悪の出来事】
園長と仲が良いベテランのアルバイトさんがいて、その人は常に陰口を言っている人でした。
延長もその人の言葉を鵜呑みにし、一緒に悪口を言うためによく部屋を回って監視をするような環境でした。
私の陰口を言われていることを知り、次何を言われるか怖くてたまらなくなり、部屋に入ってこられた瞬間に膝に力が入らずにその場に座り込んでしまったことがありました。
また、そのあと園長に0歳児クラスのかみつきが起きたことで私だけが呼び出されて何度も怒られて納得できず泣きながら帰りました。
かみつきが起こってしまうことは以前にもあったけれど、私が見守っていたわけではない環境で起きたその日のかみつきについて何度も呼び出されて状況を聞かれて理不尽に怒られたことがいまだに忘れられません。




【相談した人・助けてくれた人】
一年目はだれにも相談できず、大学時代の友人に少し愚痴をこぼす程度でしたが、二年目のときに同い年の後輩ができ、その同僚と毎日励まし合って一緒に頑張りました。
失敗したときや理不尽なことがあったときにお互いに話ができるだけでもかなり救われました。

【改善のための行動】
改善するために、まずは周りからの信頼を得ようといろいろな細かいところに気づいて仕事をするようにしたり、感謝や謝罪の言葉を何度も伝えるように心がけました。
新人で経験が浅いことが陰口を言われてしまう要因の一つだったので、正職員だからという考えをなくせるように、職種に関係なく相手を尊敬して学ぶ姿勢を忘れないようにすると、きつく当たってきた人も助けてくれるようにだんだん変わっていきました。




【現在の状況と心境の変化】
職場を変えたので、保育士として今はかなり楽しく働くことができています。
公立の公務員ということにこだわらず、保育士として長く働くために職場を変えたことが本当に良かったと思っています。
大変さはもちろんどの職場でもありますが、今は正職員が多い私立の保育園で、保育方針も自分に合っており心が充実して満足できています。

【学んだこと】
私が職場で大変なことを経験して学んだことは、敵意を向けてくる人に敵意で返すのではなく、謙虚な姿勢と感謝の言葉をお伝えしながら、どんな相手からも学ぶ気持ちをもつことの大切さです。
よく知らない人のことは攻撃してしまうものなので、その人から学ぶことが必ずあると信じて、苦手な人にも自分からかかわってコミュニケーションをとるようにしていました。



【当時の自分へのアドバイス】
敵がたくさんいると感じる環境の中、本当に必死に頑張っていると思うけれど、保育士として働く職場はそこだけではないので、転職を怖がらずに自分に合った職場を堂々と探したら良いと思います。
専門職は、職場が変わっても同じ仕事ができることも強みの一つだと思うので、どの大変さだったら楽しめるのか、どんな職場が理想なのかを自分で整理して転職に動いてくださいね。