【保育士】何も考える事ができなくなる程心身共に疲れていた。周りは年上ベテランばかり、自分が悪者になる事が最適解だと思っていた。

【保育士】何も考える事ができなくなる程心身共に疲れていた。周りは年上ベテランばかり、自分が悪者になる事が最適解だと思っていた。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
22歳

【当時の職業】
保育士

【当時の住まい】
職場の近くで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
学生の頃に障がい児教育に興味があり、保育士の資格で未就学児の障がい児保育に携わる事が出来ると知って保育士を目指しました。
就職先は当時実習先の先生に、〇〇受けてみたら?と教えてもらった所に希望を出し、試験に合格し就職しました。

【環境と仕事内容】
正規採用職員として就職した私でしたが、周りは正規職員・アルバイト職員・パート職員みな年上でもちろん勤続年数も長い方ばかり。
アルバイトやパートさんからは「正職なんやから」と、わからないまま仕事を押し付けられる事も多々。
有給休暇も年に2〜3日(体調を崩して仕方なく休む)しかもらえず、休日は家でできる仕事を淡々と進めていくばかりでした。
年下で言いやすいのか、他の保育士には言わず私に当たりが強い人も沢山いました。

【大変だった時期】
短大新卒で就職し、2年目の頃




【大変だったこと】
公休は多いものの休日という感覚はなく、職場でできなかった仕事をする為の”休日”という感じでした。
勤続年数が長い人が偉いという感じでお局さんがおり、「あの人がカラスは白と言えば白」と言われる程でした。
私と年齢が近い保育士もおらず、悩みを相談できる人や愚痴をこぼせるような人はいませんでした。
特に手のかかる年齢の子ども達のクラスだったので、2年目とはいえ前年度とは違う年齢のクラス。
初めて同然でクラス運営が始まりましたが、「2年目だからわかるでしょ?」と突き放され、「そんな事もわからないの?」と笑われ、何が正解かわからず誰にも何も言えないまま時間が過ぎていきました。
心身共に疲れすぎて、何も考えられなくなり、常に青白い顔で仕事をしていました。

【大変だった期間】
1年でクラスの担任が変わるので、次の年には体力的な疲労はありましたが、精神的な苦痛はなくなりました。




【当時の心境】
毎朝疲労で起き上がれず、お腹がすかなくなってご飯ものどを通らなくなり、どんどんやつれていきました。
職場で終わらなかった事務作業を帰宅後泣きながら終わらせたり、何もできず帰宅後は寝込んでしまう事も多かったです。
その当時はまだ仕事を辞めたいと思っていませんでしたが、多分考える余裕がなかっただけだと思います。

【職場が大変だった原因】
自分の親程の年齢の保育士で、アルバイトの保育士が引き金でした。
仕事内容で悩んだりする事はありましたが、仕事に関してはまだ仕方がないと思っていました。




【仕事で良かったこと】
何より子ども達の成長を身近に感じる事ができる事です。
保育の中でできる色んな手立てを考え、子ども達がそれに反応して楽しんでくれたり、少しずつでも成長する様子が見られた時は、嬉しくて心の中でガッツポーズをしていました。




【特にひどかった最悪の出来事】
その当時のクラスの子どもに大けがをさせてしまった事です。
既に心身共に疲れきっていた私は、別のアルバイト保育士とペアを組んで子ども達を誘導していました。
深く考えずに次々を子ども達を誘導していた時に、一人の子どもが転倒し前にいた子どもも押されて転倒しました。
しかも転倒した先がトイレの便器で、顔を思いっきり打ちつける形になりました。
その時私は子ども達に背を向ける形になっており、現場を見ていませんでした。
口の中を大きく切ってしまい、歯に影響はないとの事でしたが、顔が腫れしばらく通院し治療を受けなければならない程でした。
大けがをさせてしまった上にその様子を見ておらず、保護者の方にとても申し訳ない気持ちになりました。
他にもケガをさせてしまった事や、子ども達に悲しい思いをさせてしまった事も多々ありますが、今でも忘れる事はありません。




【相談した人・助けてくれた人】
年齢が近い保育士がいなかったので、相談できる人はいませんでした。
心配してくれる人はいましたが、周りの人全員が敵に見えていたので、話す事ができませんでした。
その後仲良くなった保育士はいますが、一番つらかった時期は孤独を感じていました。

【改善のための行動】
真意は違っていても、”私が全て悪い”で片づけるようになりました。
他の保育士も誰かひとり悪者にでき、文句を言ったら満足するだろうと思っていたので、悪いのは全部自分で構いませんというスタイルで過ごしました。
どうせ誰も助けてくれないと思っていた事もありますが、その方が感情がぶれる事なく一定でいることができたので、その考えになりました。




【現在の状況と心境の変化】
10年程その職場で勤めていましたが退職し、今は全く違う仕事に就いています。
職場だけで仕事が終わり、職場の人間関係も良好です。
保育士を辞める事に未練はなく、最後の年に担任をさせてもらったクラスの子ども達(年長)と一緒に卒園できて良かったと思っています。
他の園に再就職していれば、もしかしたらまだ保育士を続けていた可能性はありますが、どうしても女性が多い職場は黒い部分もあるなと思うと、もう保育士をする事はないなと思っています。

【学んだこと】
言いたい事はしっかり伝えるべきだという事です。
間違っていたらどうしようと思って言えなかった事も沢山ありましたが、そんな事は関係なく会話でコミュニケーションをとる事は大切だと思いました。



【当時の自分へのアドバイス】
周りの目など気にせず、言いたい事はしっかり伝えた方が良い。
どうせ1年たてば違うクラスになり、新しい1年が始まるのだから。
もし言った事でクラス運営が上手くいかなくなったのであれば、園長に相談すれば良い。
悪口は言ってはいけないが、悩んでいる事、考えている事、自分の思いは周りに発信していかないと、周りの保育士たちも私の事を理解してくれない。